遺伝性血管性浮腫(HAE)の情報サイト「腫れ・腹痛ナビ」
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こんな場所に、こんな腫れ・むくみ、症状がありますか?
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クインケ浮腫とHAE

クインケ浮腫とHAE

監修:埼友草加病院 院長 大澤 勲先生

HAEエイチ・エー・イーはクインケ浮腫の1つ

もしかしたら、本ウェブサイトをご覧の方の中にも、「クインケ浮腫」と診断された方がいらっしゃるかもしれません。「クインケ浮腫」とは皮膚や粘膜に起こる急な腫れ・むくみを示す言葉で、ドイツ人医師クインケが最初に報告したことにちなんで名付けられ、「血管性浮腫」と同義の言葉となります。

血管性浮腫(クインケ浮腫)はさまざま原因で起こり、生まれつきの「遺伝性」と、それ以外の「後天性」の2つに大きく分けられます(図)。

原因が分からないこともありますが、リンパ腫などの他の病気に伴って起こったり、薬を服用していて起こったり、食物アレルギーによって起こったりします。また、生まれつきの体質が関係していて、“遺伝性血管性浮腫(HAE)”という病気のために、血管性浮腫(クインケ浮腫)をくり返すこともあります。

血管性浮腫(クインケ浮腫)の対処法や治療法は、原因によって異なります。例えば、薬が原因の場合は、薬の服用を止めることで症状の改善が期待できます。また、遺伝性血管性浮腫(HAE)にはアレルギーに対する薬は効果がありません。
⇒くわしくは、HAEの治療へ

したがってクインケ浮腫と言われた場合には、さらに検査し、腫れ・むくみ、痛みの原因が「遺伝性」のものなのか、「後天性」のものなのかについて、特定してもらうように心がけて下さい。

図 血管性浮腫(クインケ浮腫)の分類
図 血管性浮腫(クインケ浮腫)の分類